Dr. KiyokiBBB データベースの発展は、人類の知の地平線を大きく開くものだといわれますが。

清木 そこまで行くかどうかはわかりませんが、これからは単なる情報検索だけでなく、意思決定のための道具としてなど、データベースの活用はどんどん広がっていくと思う。今までは人間の個人個人のノウハウとして蓄積されていたのが、データベース化してノウハウを抽出したりするとかが貢献できるでしょう。80年代まではデータベースはコンピューター科学の中の一つの分野にすぎなかったが、これから情報システムの中核となる分野になっていくでしょう。

BBB データベースの利用で日米欧で差があるのでは。

清木 たしかに一般的に情報の獲得に対する考え方に大きな違いがありますね。アメリカ、ヨーロッパの国々の教育は情報を獲得することに価値を見いだすベースであるという。日本の場合は与えられたものにきちんと理解しなさいという教育が主流です。データベースに限らず、インターネットでもそうだが、情報を獲得することに価値を見いだすような機会が少ないので、その辺が欧米に比べて低いと言うことが言えるでしょう。このままでは格差が広がるばかりで、大学ではもちろんだが、小学校の高学年になったらデータベースやインターネットへのアクセスを教えるというような訓練が必要だと思いますね。



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